美食探偵 明智五郎 最終回
評価: ★★☆☆☆ / ★★★★★
<あらすじ>
奈落の底へ身を投げて姿を消した明智あけち(中村倫也)とマリア(小池栄子)。心配する苺いちご(小芝風花)の前にその夜、明智が戻ってくるが口は閉ざしたまま……。
半年後、細々と探偵業を続けていた明智は、母・寿々栄すずえ(財前直見)から実家の系列ホテルで開かれる重要な和菓子の選定会に駆り出される。
しかし選定会当日、再び動き出したマリア・ファミリーの暗躍により、和菓子に盛られた毒で政府要人が死亡する大惨事に!
一方、異変に気づいた苺は伊藤いとう(武田真治)に拉致される。明智は事件の真相を問う上遠野かとおの警部(北村有起哉)たちにマリアの存在を隠したまま、マリアから招待された『最後の晩餐』へ。そこには、衝撃の結末が待ち受けていた……!
(引用:公式HPより)
<別の意味でお腹いっぱいな最終回!>の巻
「ようこそ、最後の晩餐へ」
マリア(小池栄子)は、明智(中村倫也)を招き、目の前で苺(小芝風花)を殺そうとする。
最後の晩餐に見合う食事を振る舞う伊藤(武田真治)は、
「大丈夫、毒なんて入ってませんよ」
と警戒心を抱く苺に言うが、伊藤の作った食事を食べた苺は、
「美味しい...けど美味しくない。恥ずかしくないんですか?料理人が自分の作った料理に毒は入っていませんって言うなんて。」
苺の指摘に顔を歪めてしまう伊藤であったが、
そのときマリアが苺の首に毒入りの注射器を刺す!
一瞬にして倒れる苺を抱きかかえる明智は、マリアを突き飛ばした。
「さあ、そのお嬢ちゃんは死んだわよ。そう、その顔が見たかったの!絶望のなかにいるあなたの顔が!」
マリアは、苺を失い絶望の淵に立つ明智をみて、邪魔者は居なくなったから自分を選んでくれると確信する。しかし、明智は、
「マリア...君は知らないようだ。彼女が僕にくれた生きるという希望が」
と。
どこに行っても変わり者扱いをされる明智は、いつの間にか世の中に生きづらさを感じ疎むようになっていたと。しかし、苺と出会い苺の作る料理が自分を包み込んでくれる温かさがあったと。明智は、
「僕は、こんな僕を受け止めてくれる相手と出会えたんだ...ちくわの磯辺揚げだ!!」(←盛大に吹いたっっ!!w)
と言い、マリアは開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまったと。
「だけど、開けてはいけないパンドラの箱を開けた君は、絶望こそが全てだと思っている。絶望のなかにも希望がある。君は、その大事なものが見えていないんだ。」
そのとき、明智らの動きに不信感をもっていた上遠野(北村有起哉)と高橋(佐藤寛太)が現場にやってくる。
怒り狂ったマリアは、包丁を持って勢いのまま外に出て、何も持っていない上遠野と出くわし刺そうとするが、上遠野を庇おうとした高橋はマリアの足に発砲する。
しかし、それでもまだ怒りが収まらないマリアはさらに上遠野をもう一度刺そうとし、高橋は発砲するが、高橋の撃った弾を受けたのはマリアを庇った伊藤であった!
致命傷を負う伊藤に明智は、
「伊藤シェフ、君こそが希望の光だった。苺に打つはずだった注射を差し替えたのは君だね。」
と。本来ならもっと毒の効果がでているはずなのに苺にはそれがなかったと。明智は苺を抱きかかえた瞬間から気づいていた。
「最後に食べてほしいデザートがあるんだ・・・まだ作り終わってない、苺を使ったムースだ・・・」
再び厨房に戻ろうとした伊藤だが玄関前で命尽きてしまう。
伊藤に好意をもっていたみどり(仲里依紗)は悲しみ、林檎(志田未来)もまた立ち尽くしてしまうが、マリアはその場から逃走し最初に明智の目の前で落ちた崖にたどり着く。
最初にこの崖から落ちたとき、神様が生きなさいと自分を救ってくれたと思ったと。
「だから、もしまた私が救われたら、その時は...その時はまた私を愛してくれる?」
マリアの質問に、そっと目を伏せる明智。
そのとき、苺らが到着するが、既にマリアの姿はなかった。
それから明智は、マリアの名前を口にすることはなく、探偵をやめると苺に話す。
上遠野は、苺に
「明智は言わんだろうが、マリアは自分で飛び降りた。そうするしかなかったんじゃろ。」
と。
水の中で落ちていくマリアは、明智や伊藤らと楽しく食事をしている風景を夢に描いていた。しかし、その一方で、マリアにより救われたココ(武田玲奈)がマリアの代わりに『マリアの部屋』を運営していたのだった。
最終回 fin.
いや~、前回は最終回が気になるな・・・って確か書いてたと思うんですけど、
宇多田ヒカルの曲が霞んでしまうくらい興ざめな展開で、
劇場で舞台でも見に来たのかと錯覚してしまったわっ!!
まず、まずですよ。(ツッコミどころが多いんですわ、今回w)
思いっきり『最後の晩餐』だって言われてるのに、何の躊躇もなく堂々と伊藤の作った料理を口にする苺とそれを微笑ましくみてる明智に違和感満載。w
いつそんな死ぬことをすんなり受け止めるようになったん?
めっちゃさっきまで捕らえられてもがいてたんじゃないのと。(笑)
ここから段々と違和感がうまれ、まるで
明智がマリア教という名の新興宗教に加入するまでを見ているような展開になり、、、
極めつけの、ちくわの磯辺揚げ!!!(笑)
明智は苺よりも『ちくわの磯辺揚げ』なんか・・・
さすが美食探偵っ!!!(←ってなるかっ!)
意識失ってて良かったね、苺ちゃん。汗
結局、明智がマリアより苺(ま、ほぼ『ちくわの磯辺揚げ』の圧勝)ってことに気づいたマリアは、もう怒りに怒り狂って包丁を出すんだけど、
最初逃したときは、上から撃てよって言われたのに、いざ撃ったら窮地に立たされる高橋くん・・・ただいつもおバカなキャラだけど、今回はあなたこそが最終回の唯一の希望でした。
せっかく高橋がマリアに傷を負わせて逃げないようにしたのに、伊藤が撃たれたときにまんまとマリアを野放しにしてる周りと、瀕死の伊藤にいつものゆっくり口調で「希望だの、何だの」と今しなくていい話をする明智(笑)
何これ?!新喜劇のコントか?!って思うくらい、
みんな今しないといけないことを分かっていないチグハグ感!(爆)←
何かココがマリアの代わりになったり、
みどりと林檎はどうなったの?って。
何か全体的にどんよりとした展開で終わったのも何だかなーって。呆
マリアの死を受け止めて前を向くどころか、めっちゃ引きずってるし・・・
明智が伊藤に言ってた『希望』とか『光』はどこいってん。と。
明智がマリアのことを愛してるからこそ、一緒に死を覚悟して奈落の底に落ちたり、手をひいて逃げたりしたのかと思ってたのに。これじゃただの
探偵が一方的に狂気的な女に好意をよせられてた話になるじゃん。爆
だけど、マリアよりも大事に想ってる(はず)の苺とどうこうなるでもなく、、、
ツンデレなのか明智は?。。。うん、もうそういうことにしておこうか。
なんか最後まで主人公なはずの明智の心の中が分かんなかったな~って。
記事のネタバレが嫌だったので、「未満警察」をすっ飛ばして見たのに、
普通に「未満警察」から見れば良かったな・・・と。
まあ。最終回について思うことは色々ありますけども、
キャストさんやスタッフさん、この状況の中で本当にお疲れ様でした!
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