MIU404 第1話


評価: ★★★★☆ / ★★★★★


<あらすじ>


警視庁の働き方改革の一環で、刑事部・機動捜査隊(通称:機捜)の部隊が3部制から4部制に変更となった。臨時部隊として新設された“第4機捜”の隊員として招集された志摩一未(星野源)だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹藍(綾野剛)を招集し、バディを組むよう命じられる。

伊吹がどんな人物なのか、不安になった志摩は情報を集めるが、「とにかく足が速い」というだけで、短期間で次々と部署を異動していたり、かつての同僚刑事たちが「彼については話したくない」「二度と顔を見たくない」といい、調べれば調べるほど不安になる。

そして、ついに迎えた第4機捜任務初日。初対面の伊吹は意外にも礼儀正しく、好印象を抱く志摩だったが…!?

(引用:公式HPより)




<架空組織のお仕事ドラマに強い野木さん!>の巻


しかし、あおり運転している車を見つけ、破天荒に暴れ回る伊吹(綾野剛)の姿を見た志摩(星野源)。

そんな志摩と伊吹がバディを組み、最初に担当した事件は、ふたりが取り締まった

"あおり運転"常習犯の身に起こった殺人未遂事件。

志摩と伊吹は、目撃者の証言や現場の状態から、犯人は被害者を看板で殴った後、車の鍵を盗み逃走したと。ふたりが向かった先には、ドライブレコーダーが盗まれた車が発見された。

このことを報告し、捜査班に引き継ぎをした志摩。

"機捜"にとって抜かりなく状況を捜査しある程度、犯人を特定することこそが重要な責務であった。

「"やりがい"がないっすねぇ~」

と捜査一課への昇進を目論んでいる伊吹に、志摩は

「機捜にとって初動捜査こそが一番大切なんだ」

と。


そんなとき、あおり運転を注意してるさながら転倒してしまった年配女性が行方不明になっていたと知った志摩と伊吹。

当てもなく深夜に捜索をするが見当たらない。そこに一種の車がすれ違う。

「あれ犯人の車な気がする」

と突然言いだす伊吹。しかし、根拠はないと。

志摩から引き継いだ捜査班の調べで、

犯人もまた被害者と同じくあおり運転の常習犯だったことが分かる。

同じ車種の車からあおり運転をうけたと狭範囲で報告が相次いでいたからだ。

しかし、犯人は車のナンバープレートを何種類か常備し、頻繁に張り替えていたため、特定が難しかった。

やっぱりさっきのは犯人の車だったのではないかと言い出す伊吹は根拠はなくとも自信はあった。それが何でかと探っているうちに、

「エンジンだ!」

と自分で気がつく伊吹。

志摩と伊吹、そして班長(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は独自捜査に乗り出す。

映像に強い機捜第1部隊の糸巻(金井勇太)は、志摩らに頼まれた防犯カメラの解析から、

犯人と思わしき男が勤める会社を見つけ、犯人は社用車を使用していると。

その社用車は、ちょうど班長と九重が取り締まっている最中だったが一歩遅く、目の前で逃走されてしまう。

エンジン音から犯人の車を見つけた志摩と伊吹は追いかけるが、志摩は犯人の車が歩行者に突っ込むのを防ぐため、犯人の車の前へ出て間一髪食い止める!(すっげえカーアクションだったw)

足が速いと言われる伊吹は犯人を追いかけ捕まえるが、志摩が到着した頃には伊吹は、降参する犯人に背後から拳銃を当てるようにして威嚇していた。

「こんなヤツ、助けてなんの意味がある?」

と言う伊吹に、やめろと志摩。

しかし、それは伊吹のはったりであり、ふたりは無事犯人を捕まえた。

隊長の桔梗(麻生久美子)は、志摩に伊吹に適性がないと思うのならバディを外すと。

しかし、志摩は見つかった年配女性を見て、

「機捜っていいな。誰かが最悪の事態になる前に止められるんでしょ。最高の仕事じゃん」

と言う伊吹を見て、「少し考えます」と。



第1話 fin.


今期というか、ここ数年を通じて思う、、、

バディものの多さ...(苦笑)

対立というよりかは、コンビみたいなもんだから反感もかいにくいし、

茶の間ウケのベストバディが生まれたらそれはそれでラッキーだし、

安定っという意味では作りやすいのかねぇ。

視聴者は、もうエエわ!っとそろそろツッコミたい・・・


綾野剛と星野源ということで、ありそうでなさそう、真新しくて斬新。

だけど、バディものって本来、お互いが一緒に成長していくのがキモなはず。

もう30代も半ばの二人にはちょっと若すぎる話なんじゃないか?と思ったんですけどね。

そこは演技力での大いなるカバーでしょうか。(笑)

冷静に考えてみるとあの歳での伊吹のキャラはイタい・・・

と思いつつも、それなりにやってくれる綾野GO!!

片方が伊吹の破天荒キャラだったら、冷静沈着で頭のキレるキャラがもう片方になるはずだけど、そう見せかけての

志摩のいざというときの暴君キャラ!!

内に秘めたる熱い"正義魂"を持つもの同士のバディって感じでしょうかね~!

楽しめた初回でした^^


脚本家・野木さんお得意の架空組織が題材のドラマで、「アンナチュラル」のUDIラボに続き、機捜4部隊自体が架空の組織であり、そもそも機捜がそんな凡人の身近にないもんだから、現実とのギャップなく、

キャラやあの壮大なカーアクションも、ドラマとして楽しめるのかなっと。

あおり運転とかは最近の話題だけど、そこをテーマに持ってくる辺りも野木さんっぽいけどね。


伊吹と志摩が、最強のバディになるのを見送れば良いのか。それとも功績をあげてくのを見送ればいいのか。。。

いまいちドラマの着地点は見えませんけど、

今のところ楽しみに視聴していきたいと思いまーす!

個人的に、春ドラマ期待度1位だったしねぇ~。←えw


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