ハケンの品格 第2話


評価: ★★★☆☆ / ★★★★★



<あらすじ>


S&F社が老舗の人気蕎麦店「京橋庵」とコラボ商品を開発することになった。斬新な企画を考えようと張り切る新人ハケンの小夏(山本舞香)。

そんな中、大前春子(篠原涼子)が「京橋庵」の実情にやたらと詳しいことに疑問を持つ里中(小泉孝太郎)。

「もしかして以前『京橋庵』で働いていたとか?」と尋ねる浅野(勝地涼)に「はい、ハケンとして働いてましたが、何か?」と春子。

きっとそこでも伝説を残しているはずだと、浅野は、断る春子を無理に「京橋庵」での会議につれていく。しかしそれが裏目に出てしまい・・・。

一方、宮部新社長(伊東四朗)の「社員偏重主義」に逆に闘志を燃やした小夏は、周囲が止めるのも聞かず浅野の提出企画の中に、数合わせで自分の企画をまぎれこませてもらうことに成功。

小夏の企画は捨てられてしまい「ハケンに責任なんか取れないから」と叱責される。

ところがプレゼン本番の最中に捨てられた小夏の企画が先方に気に入られていたことが後になってわかり…。この営業企画部の危機に、再び春子が立ち上がる―。

(引用:公式HPより)




小夏(山本舞香)が企画書を勝手にだしたことに怒った宇野(塚地武雅)は、

「ハケンは責任なんてとれないから。君の会社はウチじゃない!弊社だのと言って勝手なことはするな!」

と叱責する。

企画もなくなりショックをうけた小夏は、自分のハケンとしてのやりがいを失いつつあった。そんな小夏に春子(篠原涼子)は、

「ハケンのやりがいなんて最も不要。契約書に書いてなかっただけ有難いと思いなさい」

と。


しかし、事態は一変。

先方は、小夏の企画書を一番気に入っていた。

慌ててプレゼン資料を修正し、時間内に大事なプレゼンの場に届けないといけないことになり、里中(小泉孝太郎)は、その大役を小夏に託す。

しかし、小夏は渋滞に巻き込まれてしまった。春子は、自転車で渋滞に巻き込まれている小夏から資料を預かり会場に届ける。

会場に着いた春子を見た先方の「京橋庵」の会長が、春子を高く評価していたことを知った宇野は、小夏が考えた企画を春子にプレゼンするよう頼む。

「いいんですか?ハケンは、言い切ることが出来ませんし、責任が取れませんよ。」

「責任は俺がとる!!俺が言い切る!」

と春子に言ってしまった浅野(勝地涼)。

そうして始まった春子のプレゼンは独特だった。前に宇野が小夏に言ったように、ハケンである春子は、責任が取れないため"弊社"とは言えず、そして断言が出来ないため語尾を言い切らなかった。

春子のプレゼンに、さっき春子の言った言葉の意味を汲み取った浅野は、春子の代わりに語尾を言い切り、春子のプレゼンを補助するようにしてプレゼンを成功させる。

会社に戻った浅野は、小夏と亜紀(吉谷彩子)が資料を作ってくれたおかげで助かったと礼を言う。

その言葉を聞いた小夏は春子に、

「今までハケンのやりがいとか分からなかったけど、ハケンはハケンらしく私の仕事をやっていこうと思います!」

「ハケンは責任が取れません。だけど、ハケンでもとらなきゃいけない責任があります。それは...自分自身への責任です。"ハケンなんか"と思いながら働くのはやめなさい」

と。


そして、春子たちの前で「社員ファースト」を露骨に掲げる社長・宮部(伊東四朗)を見た春子は、

「終わるね。あっという間に」

と言い残す。


第2話 fin.


<ダメ社員のお尻を叩くのも仕事な大前さん。>の巻



何だかねぇ~・・・。

今どき、こんな露骨に「社員ファースト」を社内で見せつける会社ってある?!

って思っちゃう・・・呆

今はこんな社会情勢だけど、コロナ以前は、人手不足だったからハケンだろうと正社員だろうと人手を欲してた時期だったのに。


ハケンのやりがいとか前回の話もそうだけど、ストーリーは全然悪くないんだけど、

時代とのミスマッチ感がすごい、、、

今は正社員なんて、、、みたいな時代でもないし、

なかなか昔の東海林主任みたいに、ハケンに負けたくない!っていう出世意欲しかないような人って減ってきてるから、変に大前さんが正社員に敵対心をもっているようにうつちゃって、

大前さんが悪目立ちしているような気がするわ。

大前さんも、森ちゃん(加藤あい)の時は、めちゃくちゃほったらかしだったのに、

小夏や亜紀へは、むしろ自分から関わりにいっているようでキャラクターへのブレブレ感も否めない

里中主任率いる余り部屋のような狭い部屋に、用もないのにちょこまかやって来る"くるくるぱー"がどうしても恋しくなってしまいます。。。

新しいものを受け入れない私も、年取った証拠なのだろうか?・・・(笑)


だけど、小夏のような会社に貢献したい!っと思っているような人が、

社風に合わないだのなんだの言われて面接で落とされ、

井手(杉野遙亮)のような人が合格しちゃうっていう、あるあるの世の中の理不尽は、

対照的で意外とこれからのオモシロポイントになるんじゃないかなって期待してます

今回は、浅野を上手くアシストしてた春子だけど、井手のようなやつにやる気を出させようもんなら至難の業だな、、、大前さん。汗


ギャンギャン差別意識だけは高い宇野が怒っているのを見てるのは、

なかなかイライラしてきてしまうので、

もうちょっと求む!大泉洋!!!

って感じでございます・・・w


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