美食探偵 明智五郎 第4話


評価: ★★★☆☆ / ★★★★★


<あらすじ>


東北の姑から送られてくる手料理が冷蔵庫を埋め尽くすことにストレスを感じる主婦・みどり(仲里依紗)が、ネットで知り合ったマリア(小池栄子)に背中を押され、無理解な夫・和宏かずひろ(落合モトキ)を殺害!

和宏の同級生だった明智あけち(中村倫也)は、同窓会を無断欠席した和宏を心配し自宅へ。

和宏に代わり、届けられた“お袋の味詰め合わせ”を預かる。

その頃、和宏の死体はマリアに派遣されたシェフ・伊藤いとう(武田真治)とみどりに解体されていた……。

その夜、高校時代に食べた和宏の母親の味を懐かしく思い出していた明智は、姑からしょっちゅう手料理が送られてきたら嫁にとっては“キッチンハラスメント”だという苺いちご(小芝風花)の言葉がひっかかる……。

(引用:公式HPより)



<マリアの正体はなに?!>の巻


「彼は、僕に初めて"おふくろの味”というものを教えてくれたんだ」

「あ!まさか明智さん、泣いちゃったりして...!」

「そんなわけがないだろう」

親友の和宏宛の母からの荷物を代わりに受け取った明智。

荷物を預かったとメールを送ると、

和宏からは、捨てといてくれ。と返信が。

そのメールは、殺された和宏の代わりに伊藤がメールで送ったのだった。


おふくろの味を、何よりも大事にしていた和宏が捨ててほしいなどと送るわけがないと思った明智は、イヤな予感がすると。。。


伊藤とともに和宏の遺体を解体していたみどりは、

まだ優しかったころの和宏のことを思い出してしまう。

「なんでこんななっちゃったんだろう」

と言うみどりにマリアは、

「思い出して!あなたを家畜のように扱ったあの男を!あなたが、その冷蔵庫をものをすべてなくすことが出来れば、あなたは自由を手に入れられるのよ!!」

と、みどりの殺意を助長させる。

しかし、みどりが外に出ていたときに、明智と苺が待っていた。

和宏のことをしつこく聞いてくる明智にのせられつい夫婦関係の不満を口にしてしまうみどり。

「じゃあ、どうすれば良かったんですか?!」

「良かった...?何故、過去形なんですか」

イヤな予感が的中したと明智。警察に行き、捜査してほしいとお願いするが、証拠もないのに家宅捜索はできないと言われてしまう。

苺は、みどりを心配し、あとを追いかけた。が、伊藤によりみどりの家に連れ去られてしまう。

連れ去られた苺は、みどりの家で、行われていることを知ってしまった。

明智との仲を嫉妬するマリアは、苺に

「決めた。わたし、彼の前であなたを殺すわ...! それがイヤだったら、今すぐ彼と私の前から消えなさい!」

と言い放つ。

明智は苺から連絡をうけ、急いでみどりの家に向かう。しかし、一向に自宅に入れようとしないみどりに明智は、

「あなたは、マリアに操られているだけだっっ!!!」

と。

マリアは、その様子をみて、今のうちに伊藤は逃げなさいと。

そして、自宅に入り、有様をみて絶句する明智だったが、目を離した隙に、

みどりは、マンションの焼却炉のなかに飛び込んでしまう。


「僕は、助手を危険な目に合わせ、親友と親友の妻までも失った。僕は、探偵失格だ。

そして、小林いちごう。僕は君にウソをついた。僕は、彼がおふくろの味を教えてくれたとき、泣いた。」

自分のせいで親友を失うことになったと絶望する明智。

「そういえば、僕に電話にでる少し前、マリアと話していたが、何か言われなかったか?」

と聞く、明智に苺は、マリアから言われたことを言い出せずにいた。

苺は、明智とマリアの間にある"何か"が理解できなかった。


第4話 fin.


今回も、ちょっと肩の力向いて見てみるか~って感じだったのに、

序盤の仲里依紗の恐るべき熱演から、

どんどんサディスティックというか、、、グロディスクというか、、、

もう最初から離婚の道を選びなはれや。という展開に...

でも、あんな夫でも愛してくれてると思ってたから、余計に殺意が一瞬のうちに芽生えてしまったんでしょうね。怖い怖い...


そして、"留守"という言葉を知らなさそうな明智さん。。。

明智さんのおかげでまあね、真相までたどり着くことができましたけども。

みどりは、死んじゃったのかな?なんかそんな簡単に死なせなさそうな気がするけど。。。

明智の周りから、大切な人を奪っていくことに快感を覚えるマリアさまですから、

苺の存在を明智の前で消したいとね。。。

リモート出演だったのに、←違います

存在感ハンパないマリアさんですっ!!!怖

だけど明智のために、黙って前から姿を消しそうな雰囲気の苺ちゃん。泣

明智とマリアの間になにか合ったんだと思って、聞けないでいるけど、

おそらくそんな深い出来事はない。。。だろう。。。


今回はね、割とテンポ良かったし、仲里依紗とか武田真治もいて、今まで登場人物が少なかった分ちょっと画面寂しいドラマだったけど、ちょっと華やかな感じがしたね。


マリアが、明智を待ち続け、明智の近くにいる苺を

嫉妬と明智への快楽から殺したいのは分かった。

マリアも最初は、みどりと同じ主婦だったはず。だけどね、

マリアが何になりたいのかさっぱり分からんのよ!!


誰もが知ってるけど、誰もその素性を知らないモナリザなのか。

キリストの側近だった処刑人マリアなのか。

はたまた、結ばれる運命になるアダム(明智)を待ち続けるイヴなのか...。


格好は、紛れもなくモナリザだけど、

マリアだの、イヴだのって、

若干のケンタウロス状態(笑)


深い意味がありそうで、なさそうな感じがプンプンw

まあ、これがこのドラマの醍醐味なのであろうか。

やっぱり、宇多田ヒカルのエンディングの素晴らしさに騙されているのか・・・


気づけば終わりそうなGW。

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