#家族募集します 第1話
感想: ★★★★☆ / ★★★★★
<あらすじ>
主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、児童図書を扱う小さな出版社「エッグプラント」に勤め、育児と仕事に追われる日々を過ごしていた。
そんな中、幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会。ワンオペ育児に悩む俊平の事情を知った蒼介は、SNSで家族を募集し、子育てをシェアして一緒に暮らそうと突飛な提案をする。そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、その夜、蒼介の携帯に1本の電話が…。かけてきたのは、5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てるシングルマザーの教師・桃田礼(木村文乃)だった。さらに、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)も6歳の息子・大地(三浦綺羅)と共に転がり込んできて…。
〜子供のために常に笑顔でいようとする陽くんパパが素敵!〜
「ママに会いたい」
と泣き始めた陽を蒼介のもとに連れてきた俊平。そこには、しずくと礼もいた。
礼は、しずくと陽に俊平の妻・みどり(山本美月)が書いた本を読み聞かせる。
その光景を見ていると、みどりが生前、陽に読み聞かせてる姿を思い出してしまい、
思わずその場を去る俊平。
「お前もさ、しずくちゃんママも頑張ってるよ。
だけどさ、たまにはさ無理せずに辛いことや何でもないこと
吐きだすことも大事だと思う。」
と俊平に声をかける蒼介。
「俺は、陽の前では毎日笑うって決めたんだ。」
と話す俊平に、蒼介は昔みたいにキャッチボールして話そうと。
今から話すことを笑って聞いてほしいという俊平。
礼も2人のキャッチボールを見守っていた。
まだみどりが居なくなった生活に慣れないという俊平。
仕事に家事に育児とこなす俊平だったが、陽にママはどこに行ったのか聞かれたと。
「あれこれ嘘ついてきたけどさ、もう何も思いつかなくて…」
そのとき、たまたま目に入った俊平が幼少期に描いていた戦隊ものにかけて、
「ママは、グリーンレンジャーになったんだよって。
子供騙しに言っちゃったんだ…
いつかは本当のこと話さなきゃって分かってるんだ。
蒼ちゃん、オレどうしたらいいかな…?
いつまで、隠し通したらいいのかな。
あれ、俺、涙腺崩壊しちゃってるわ。」
と泣きながら話す俊平に、
もらい泣きしてしまう蒼介と礼。
「これだけは言わせてくれ。
お前は本当に頑張ってるよ。」
と再び俊平にいう蒼介。
「蒼ちゃんの作りたかった家族ってこういう感じなのかな。
色んな話を共有して笑ったり泣いたりする、そういう家族。」
結局その日、俊平と礼は子供たちと共に蒼介の家で泊まることになった。
そして翌日、蒼介のもとに新たなシングル家族がやってきた。
fin.
あらすじだけみると、何とも新鮮な題材!
シングル家庭が多かったり、多様な家族の形やシェアハウスという
概念が出てきた現時代で、どういう風に描かれるのか、期待半分くらいで見ましたけど、
正直、色んな意味で裏切られた!!!
あんなに泣けるドラマだったとは。
初回からつられてボロボロ…ボロボロ泣かされてしまった。泣
シングルマザーやシングルファザーが集まって、
その家庭ならではの辛いことや悩みを吐露するドラマかと思いきや、
陽くんパパとしずくちゃんママが、
想像以上に頑張り屋さんな親だった。
でもそれは、シングルであるとことを悲観して、
無理してよく振る舞ってるとかではなくて、
子供のために毎日を懸命に生きている立派な親の姿だった。
みどりさんを失った辛さは俊平だって同じ。
だけど、母親の死を知ったとき、
自分以上に子供が傷ついてしまうんじゃないかと思って、
嘘をつき続けてしまう俊平の気持ちが痛いほど伝わってきた。
本当は悲しみに明け暮れたくなる妻の死を受け入れて、
子供のために毎日笑顔で過ごそうとすることも、
公園で母親連れの子供を見るたびに神経質になってしまうのも、
俊平はちゃんと陽くんにとって、愛情深いとっても良い父親だと思うわ。
親戚でも家族でもない、赤の他人とシェアハウスというのもまた大変な話だろうし、
ましてや子供もいる家庭同士が一緒に住むってなるとそれこそもっと大変だろうけど、
同じ悩みや迷ったことを共有できるということだったり、
何より、みんなで助け合って子育てしていくのもアリ!
という世の中へのメッセージな気もするなぁ。
いや~、想像以上に楽しみになってきました!
早く仲野大賀のコロナが治るといいね。
そして、前クールの「コントが始まる」もそうだけど、
やっぱり大賀は泣く前の顔がすごく良い!!
思わずグッとつられて泣いてしまうわ。
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