緊急取調室(2021) 第1話
感想: ★★★☆☆ / ★★★★★
<あらすじ>
北海道警察へ出張することになった「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の取調官・真壁有希子(天海祐希)は羽田空港へ。保安検査場で、提示しなければならない持病の薬の処方箋が見つからず、オロオロしている白髪の老女と出会う。とっさに手助けをした有希子は、同じ便に乗るという老女と共に搭乗口へ。別れ際、老女が発した「いい旅を」という言葉に、何とも言えない引っかかりを覚えながらも、自分の座席へと向かう。ところが…出発時刻になっても、飛行機は一向に離陸しない! そんな中、安全確認のため離陸が遅れる旨を告げるCAの機内アナウンスを聞いた有希子は、その声から異変を察知。様子を探るため、CAたちがいるギャレーに駆けつけると、CAのひとりが「ハイジャック」と走り書きしたメモを見せ…!
有希子はすぐさまキントリに連絡を入れ、そのままギャレーへ突入。すると、そこにはCAにインスリンポンプを突き付ける、先ほどの老女の姿があった! しかも、老女は人が変わったかのような殺気をはらみながら、「私は国民青年派の大國塔子(桃井かおり)だ」と名乗り、ハイジャックを宣言。駆け込んできた警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)が人質解放と投降を促すも、塔子は一切ひるむことなく、爆弾を機内に持ち込んでいることを明かし、同じ便に乗っている国土交通副大臣・宮越肇を呼ぶよう要求! 宮越の汚職疑惑の真相を本人に語らせ、現政権の責任を問うと息巻き…!?
実は、塔子は50年前に国会議事堂前で“7分間の演説”を行い、活動家集団である国民青年派と機動隊の衝突を止めた活動家。黒い鉢巻をしていたことから、「黒い女神」と呼ばれたカリスマだった。しかし、その後は潜伏を続け、今やその存在を知る人間も少ない。そんな塔子がなぜ、50年の沈黙を破り、ハイジャック事件を起こしたのか――。謎が謎を呼ぶ中、有希子は事態を収束させるため、自分が人質になると申し出る。だが、塔子はこれを拒否。一方、宮越も塔子の要求を拒絶し…!
そんな中、“あってはならない事態”が発生してしまう。宮越の代わりに塔子のもとへやって来た第一秘書・東修ニ(今井朋彦)が、揉み合いになった挙げ句、命を落としてしまったのだ! その結果、現場にいた有希子に、世間から非難の声が浴びせられ…!?
〜天海祐希VS桃井かおり!初回から最終回のような豪華さと迫力のスケール!!〜
亡くなった東の妻は、東が生前、
「すべてを背負って死んでほしい」
と宮越から言われているのを目撃していたのだった。
そして、この件は市民の命がひとり犠牲になっているのにも関わらず、刑事部ではなく公安部が担当することになった。
公安部は、ハイジャックの際、東の鞄に入っていたという爆弾が処理の際、
爆発したという虚偽の情報を発表し、
東の鞄の唯一の目撃者である有希子を取り調べる。
「あの爆弾は偽物だった。」
と公安部の爆弾が爆発したという情報を疑う有希子。
有希子は、公安部は大國がハイジャックの際要求してきた
宮越の波島パーク疑惑について、東の鞄に爆弾と一緒に入っていたパソコンにその証拠が入っており、
警察はそれを爆発したことにして隠蔽しようとしているのではないかと踏む。
「大國塔子を取り調べたい。大國の口から爆弾は偽物だったと言わせることができたら。」
とキントリに提案する有希子。
しかし、キントリメンバーは有希子のためを思い反対する。
「キントリは9月末をもって解散することが決定した。」
と話す梶山。
キントリメンバーには解散後それぞれの道を用意されており、
特に有希子と梶山にはそれぞれ出世の道が用意されていた。
「どうせバラバラになるなら、キントリらしく終わりたいじゃない?」
という有希子に結局賛同するキントリメンバーたち。
梶山は上に大國の取り調べをすることができないかと提案するが、
刑事部部長は条件を突きつけてくる。それは、
有希子に辞表を書かせる代わりに、大國の取り調べを1時間認めるというものだった。
東の鞄のなかを見たという唯一の目撃者になる有希子は、
今回の事件の警察にとって邪魔者になる存在であったのだ。
「面白くなってきたじゃない?」
という有希子。
そして、キントリメンバーに協力をしていたモツナベも極秘裏で大國塔子について調べていた。
大國塔子が身を隠して50年、代わりに名義を使っていた小暮しのぶという女性を追っていたモツナベ。
2人が追った先には、小暮しのぶと思わしき女性の遺体が山奥から見つかるのであった。
fin.
密かに今期一番期待しているキントリも、
もう第4シリーズ目ですか!!(驚)
安定のメンバーになりつつも、なんか人少ないなと感じてしまったと思ったら、
塚地がいなかったんだった!!あれ?!ドラマのポスターにはいるのに…
なにか意味があるのかな。
そして、初回から最終回のようなキャストの豪華さとスケール!!
桃井かおりの大國塔子としての奇妙さと怖さにゾクゾクした!!!
これが大女優の存在感か〜!!!
と思わず感心してしまったわ。
活動家として、今の日本の在り方を訴える姿は、
大國のなんか長年の怨念ともいえる執念が伝わってきて
それまたちょっと怖かったなぁ。
活動家というものが身近にない時代を生きてきたぶん余計ね、、
しかし、その大國も宮越の波島パーク疑惑を晴らしたいだけかと思えば、真の目的そうでもなさそう?!
大それたことをやりつつも、どうやって仕掛けたか分からない爆弾は偽物だったし、
東も殺すつもりはなさそうだったし.…。
国のお世話にはなりたくないって言って、
食べなかった病院食も最後はかきこんで食べてたけど、
善さんの息子である工藤阿須加も組織のために黙ってるだけであって、
本当は、何か言いたげだし。
思えば伏線を散らかして終わった初回だったな。
次回は、有希子が取り調べで丸裸にしてくれることを期待!!
本来の警察のイメージを悪くしかねないすっごい男尊女卑な考えな部長の下で大変だろうけど。
ひっしゃんが有希子のことをオバハンっていうのすら、
ギリギリのラインだろうと密かにヒヤヒヤしてましたが、
それを超える部長の存在が出てきたわ。汗
なんだかんだで警察もまだまだ男社会だろうし、
そういう考えがまだ根強いのかもね。
けど、同じ女性としてはああいう人の下でやるのが一番やりにくいってな。汗
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