コントが始まる 第9話


感想: ★★★☆☆ / ★★★★★


<あらすじ>


潤平「オレが現実の嫌なことから目をそむけ、好き勝手することで……全ての面倒な責任を背負ってきたのは春斗だった」

瞬太「苦しい時間は長く感じるのに、楽しい時間ほどあっという間に過ぎてしまうのはどうしてなんだろう……」

コント『結婚の挨拶』。明転したステージに現れたのは、プロレス実況役の春斗(菅田将暉)。そこに、チャラい若者役の瞬太(神木隆之介)と、頑固オヤジ役の潤平(仲野太賀)が登場、コタツを囲む。春斗が実況する中、雲行き怪しい結婚の挨拶は「娘さんと結婚したいんすけど」という瞬太の一言で火蓋が切られるが……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。

無事に里穂子(有村架純)の就職先が決まり、奈津美(芳根京子)とともにマクベス開幕の聖地「ポンペイ」にて就職祝いをするマクベスの3人。その会話の中で、奈津美の実家への挨拶のことを尋ねられる潤平。そんな潤平にはずっと心のシコリになっていることがあった。それは、奈津美の元彼氏であり、現在新進気鋭の実業家として活躍している小林勇馬(浅香航大)の存在であった。そして、その関係のこじれは、ある「春斗に対してずっと抱いていた想い」に関係することがあり……。

一方、春斗は、引き篭もりを脱して印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会する。手を差し伸べてくれた大切な人を満足させるために頑張ってみようという決意を語る俊春の言葉に、春斗は耳を傾ける。

そんな中、潤平はついに奈津美の実家に挨拶へ。一見柔和な笑顔で現れる奈津美の父(でんでん)だが……。

そして、春斗と瞬太は高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待される。二人は真壁の息子・太一から「夢」について、ある問いかけをされる……。

人生の勝ち負けとは―――?いよいよマクベスの解散ライブまで残りわずか。夢に敗れた若者たちの最後の瞬間は思いもしない色彩を帯びる……。ここに、初めて垣間見える彼らの本音がある。長い長い1日の中で語られる彼らのその声を聞いた時、我々は体験したことのない「何か」を見ることになる。



〜人生は勝ち負けじゃない!どれだけ人のためになれたか〜


潤平は奈津美の実家に挨拶に行く。

奈津美の結婚の挨拶だと思っていた奈津美の父だが、

潤平は奈津美と話し合ってまだ結婚は先延ばしにしようと話したと。

「芸人をやめて、実家の酒屋を継ごうと思っています。

だけど、父は厳しい人で僕はまだまだ店を任せてもらえるような人間ではありません。

だから、酒屋で一人前になったらまたここにご挨拶に来たいと思います。」

という潤平。

そんな潤平を気に入ったのか奈津美の父は笑顔をみせる。


一方で、潤平が奈津美の実家に行っているときに、

春斗と瞬太は真壁先生の家のBBQに誘われていた。

真壁先生の息子に、夢を追い続けるのは難しいのかと。聞かれる春斗と瞬太。

負けたから芸人をやめないといけないんでしょという真壁先生の息子に、

「負けたとはちょっと違うかな。勝ち続けられなかったのかな。

例えばさ、サッカーでもさ、試合が終わる時間ってくるでしょ?
時間が終了しちゃったんだよ、俺たちは。」

という春斗。

瞬太は春斗と2人っきりになったときに、

なぜ屋上で死のうと思ったときに来てくれたのか?と

今まで聞けなかったことを尋ねた。

「あぁ、なんとなくかな。なんとなく嫌な予感がしたんだ。

だから、あんま話したことなかったけどせめて一回くらい話してみようかなって思ったんだ。」

と。

「あのときから春斗は俺の命を救ってくれたヒーローになっちゃったからね。
この人のために生きていきたいって。
この人が笑ってくれる人生を選び続けてたら

それはそれで間違ってないのかなって思える。」

という瞬太。瞬太はマクベスが解散したら冒険すると。

そんな瞬太に、春斗は

「マクベス号は志半ばで沈没しちゃったけどさ。
お前と冒険できて楽しかったよ。

本当に一生忘れられない思い出になったわ。」

と。


そして、マクベス最後のネタの打ち合わせの日がやってきた。

3人は結局、朝までファミレスに残っていた。

会計をし終わった里穂子に、春斗はみんなで一言ずつ御礼を言っていこうと。

3人の言葉に涙する里穂子。

そして、ついにマクベスは解散ライブの日を迎えるのだった。


fin.


ちょっと長かったかなぁ〜!気持ち。爆

それぞれの解散後のこれからの道を描いているからかもしれないけど、

どの場面でも、しんみりムードが全開でちょっと見てるこっちも

だんだん気が重くなってきちゃった…(笑)


だけど、損得も考えずに誰かになにかを与える人って素敵だなっと思えるし、

心配にもなる。

春斗は、潤平の気持ちを察して勇馬と距離を置くようになってしまったけど、

それでもいつでも潤平の味方だったし、

瞬太の自殺願望も引きとめて、兄貴が自分のために無理してるんじゃないかって心配もした。

それは時間が経ってちゃんと返ってきてるし、感謝もされてる。

だけど肝心の春斗は誰にも自分の悩みを言わないもんね...

てか、与えることに慣れすぎてて言い方が分からないのかもしれない。

ただの無気力な人に見えるけど、周りの人を思いやる気持ちは

本当に誰よりも持ってるんだよなぁ。

潤平と瞬太は、春斗のおかげで今があるようなもんだしね〜!!


次は解散ライブ!!

マクベスがやっぱり解散して、ひょんなことから爆売れするっていう展開はもう期待してないけど、

一体、どんな結末を迎えるのかは気になるな、、、!!

潤平は酒屋を継ぐことだったり、奈津美との結婚だったり、

瞬太はつむぎちゃんだったり、焼き鳥屋だったり、

里穂子は就職だったり、でみんなちゃんと前を向ける理由がある明るい未来が見えるけど、

春斗のこれからは全然描かれてないな。汗

さすがに主人公がこれから何もせず終わるなんてこと、、、

あるのかもしれないけど、ないことを祈りたい。笑

とりあえず春斗よ、最後くらいは幸せになっておくれ!!


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