ドラゴン桜 第6話


感想: ★★★☆☆ / ★★★★★


<あらすじ>


東大専科は3日間の勉強合宿を行うことになった。桜木(阿部寛)が声をかけた麻里(志田彩良)も健太(細田佳央太)の付き添いとして参加し、先日の勝負に破れた藤井(鈴鹿央士)も約束通りやって来た。

合宿初日、16年前に地獄の合宿で飛躍的に成長した経験をもつ水野は、地獄のカリキュラムを発表する。しかし、桜木が発表したカリキュラムは驚くべきものだった!そしていよいよ始まる東大専科の合宿。受験に挑むために最適な食事、運動、生活習慣などあらゆるメソッドを駆使し、令和の合宿に挑む一同。藤井、麻里の存在が彼らに与える影響とは…

そして更なるレベルアップを目指し、桜木はくせ者の国語講師を招へいする。東大合格に向けて着実に前進しているかにみえる彼らに不穏な空気がただよっていた…


〜東大専科に生徒7人が揃った!〜


「わたし負けたくない!」

桜木が合宿初日で、生徒たちに課した課題は自由だった。

桜木はそれで生徒たちの競争心に火をつけさせることが目的だった。

勝負で負けて合宿に参加することになった藤井、麻里、健太は、

自主学習にも関わらず席を離れることなく勉強していたことに、他の生徒たちは感化されたのであった。

桜木は生徒たちに足りない読解力を補おうと国語の特別講師・太宰府を招き、特別授業を開講する。

今までにない新鮮な授業方法に目を輝かせる藤井や小杉。

しかし、合宿も中盤に差しかかかった最中、小杉の親が学校乗り込んでくる。

麻里の父親はこれ以上、麻里が大学に受けたいと言うようであれば学校を辞めさせると。

麻里は大学に行きたい意志を伝えると父親から暴力を振るわれていた。

専科の生徒たちは麻里のことを心配する。

しかし、桜木はお前たちは専科の生徒たちにある課題を課せ、勉強を続けろと言うだけであった。

翌日、麻里を退学させようとまた父親が乗り込んできた。

麻里の父親は、麻里のことを心配した水野のことでさえ侮辱し始める。

「学校を辞めさせていったい娘さんをどうするつもりなんです?」

と聞く桜木に、麻里の父親は

「優秀な会社に就職でもさせて、そこで出会った人と結婚させますよ。それが女にとって一番幸せなんだ!
学歴あったって、こんな(水野のこと)、偉そうに上からものを言うヒステリックな女になるだけだ!」

と。

「学歴、学歴って一番そこにコンプレックスを感じているのはあなたのように思えますがね。

あんたは、娘に自分よりも有利な立場になってほしくないだけじゃないですか?」

と桜木。

実は、桜木たちは麻里を心配して父親から救おうとしていた。

しかし、麻里は父親を訴えるのだけはやめてほしいと。

父親は10年前祖父の会社が倒産になり、そこから苦労して人が変わるようになったと。あんな父親だけど、昔は優しくて世界でたった一人のお父さんだと涙していた。

「娘さんはもうあんたのことを十分に信じてきたんだ。それなのにあんたはいつまでもそれを裏切り続けた。
もう娘さんを自由にしてやってもいいんじゃないのか!」

そこに専科の生徒たちが入ってくる。

桜木は、自分の課した課題をここで発表しろと。

桜木が専科の生徒たちに課した課題は、

学んだ読解力の知識を活かして、小杉麻里が東大を目指す理由を簡潔に述べよというものだった。

専科の生徒たちの言葉に麻里は、

「お父さん、私、みんなと東大に行きたい。」

と告げる。

「すまなかったな。」

そう言って父親は教室をあとにする。

麻里は東大専科に入ることに決めた。

「お前んちも色々あったんだな。」

と藤井は麻里に声をかける。

自分も優秀な家族に肩身の狭さを感じていたと。

「うん。でも楽に生きてる人なんていないんじゃない。」


麻里が東大専科に入ったとき、合宿は最終日を迎えていた。

「藤井、お前のおかげでみんな頑張れたよ。ありがとう。

お前の貴重な時間をすまなかったな。

もう帰っていいぞ。」

突然の桜木の言葉に戸惑いを見せる藤井。

「なんだよ、お前は早く素直になれよ」

という桜木の言葉を促すように天野は、

「僕は藤井くん東大受かると思うよ。

だって、藤井くんただでさえ頭いいのに、遅くまで勉強してて、

だから僕も逃げださずにやれたんだ。」

と。

「どうする?藤井。勝負はこれからだ。今ならまだ兄貴や父親を見返せる。

専科に入れば、俺がお前を東大に合格させてやる。」

「...オレも東大専科に…はいりたい…」

藤井は専科に入りたいと自らの口で言う。

「どうする?健太」

藤井に大事なものを壊された健太は戸惑いを見せるが、

「一緒に勉強がんばろう、藤井くん」

「…このあいだはごめん、」

と。

藤井の専科入りが決まり、生徒全員が揃った。


しかし、ここで桜木から驚きの言葉が出てくる。

「来週の東大模擬試験で合格の見込みがないと判断されたものは、東大専科を辞めてもらう」

と。


fin.


麻里ちゃんの父親はただの頭のおかしいヤツだったな。

高校を辞めさせて、会社にいれて結婚させてっていうのが女の幸せだろ?っていうのも、

自分の嫁の顔色いっかい見てみろ!!って思うし、

その通りにさせたとして、これからの会社の面接とかを受けるだろう娘に、

父親に学歴はいらんって学校を辞めさせられました。って言わせるつもりだったの??

いったい娘の将来をなんだとおもってるんだか。汗

男女平等、もう女だからっていうのは時代遅れですよっていうのを描きたかったんだろうけど、

大学行きたいっていう娘を暴力でねじ伏せといて、

桜木の言葉ひとつで、すまなかったで終わるってのもな、

ついでに言うと、あれだけ侮辱した水野先生にも謝れよっていう。

麻里ちゃんが素直で優しい娘で良かった、ちゃんちゃん。

って感じで収まっちゃったのがちょっとな、と思う。


そして、藤井くんも専科入り。

ヤスケンの更なる演技の幅を感じさせたクセモノ先生の授業に、

あんな目キラッキラさせちゃってさぁ。

かと思えば、ほかの生徒たちのが麻里ちゃんの専科入りを喜んでるのを羨ましくみたり、

素直に東大専科に入りたいって言えなかったり、、、

意外と可愛げあるやんっ。

ニューヒロイン枠かと思ったわ!!爆

結局はなんだかんだで桜木先生の手のひらでコロコロ転がされてるのよ、藤井くんは。(笑)

東大に合格しそうな気もするし、ここで一回落ちて更生させるって展開にもなりそうだなぁ。

でも、せっかくなら全員に合格してほしいよ!こっちは!!!

みんなピュアで素直で優しい子たちばっかりだし、

落ちて泣いてるところなんて見たくない。。

全員揃ったかと思えば、次からはいよいよとシビアな展開になりそうだけど、

生徒たちのこのときは分からない未来の選択の大切さに葛藤するのをキャストが上手いこと演じててついつい応援したくなっちゃう


みんなそれぞれ個性あるキャラクターをうまいこと演じてるけど、

藤井くん、麻里ちゃん、健太くん役の子たちは、

これからが来そうだなって、ちょっと楽しみに思ってみてます!!


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