コントが始まる 第6話
感想: ★★★★☆ / ★★★★★
<あらすじ>
春斗「潤平がこの10年間変わらずに信じ続けた物を一つでも成就させてやりたかった……」
コント『金の斧銀の斧』。ステージに現れるきこり役の春斗(菅田将暉)とその弟子を演じる潤平(仲野太賀)。チェーンソーを池に落としてしまった潤平の前に、女神役の瞬太(神木隆之介)が登場して……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。
正式に解散が決まり、残された日々を過ごすマクベス。実家の酒屋を継ぐ決心をした潤平は、高校時代から付き合っている恋人・奈津美(芳根京子)との関係に人知れず閉塞感を感じ始めていた。もともとは奈津美を笑わせたい一心で始めたお笑いだったが、マクベスが解散する今、大企業で働いていて自分とは不釣り合いな奈津美との関係も終わらせるべきなのか……。一方の奈津美もまた、芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めていいのか悩んでいて……。マクベスという柱を失い、二人の関係は未来が見えなくなり始めていた。
そして、マクベスを心の支えにして来た里穂子(有村架純)もまた、これから進むべき28歳以降の未来について、人生の岐路に立たされる。それは、これから里穂子の家を出て行くつむぎ(古川琴音)と、マクベス以外の生き方を知らない春斗も同じで……。
努力が報われなかったかもしれない人生。それでも変わらずに信じていいものは心の中にきっとあるはず。「未来」が見えなくても、「今」が俯く状況でも、それでも「今日」できること、「今日」の幸せは絶対にある。見た人が少しだけ前を向けるように、そっと背中を押される第6話。暖かな胸の高鳴りがここにある。
〜潤平を支えるルンバ・奈津美のサプライズ!〜
潤平は忙しく過ごす奈津美とこのまま自然消滅するかもしれないと悩んでいた。
そんな潤平の気持ちを知った春斗は奈津美に会いにいく。
「潤平はさ、ああ言う奴だから奈津美のためにこの10年間変わらないでいようって思ってんだよ。
変わるのは簡単。だって、大人ぶってガキらしいこと否定したらいいんだからさ。
奈津美は周りにいい男もいっぱいいるだろうし、
これからもっと色んな出会いもあると思う。
だけど、潤平のようなやつは今度二度とは現れないと思う。
それだけは覚悟しておいたほうがいい。」
春斗は奈津美にマクベス解散ライブのチラシを渡す。
一方で、マクベスと中浜姉妹は餃子パーティーを開催していた。
いつもの通り、足を洗おうとする潤平。
中浜姉妹の家のお風呂場を借りたとき、
「あなたが餃子にいれたいのは、この北海道産の貝ですか?それとも広島産の貝ですか?」
浴槽から現れたのはウエットスーツをきた奈津美だった!
春斗はチラシの裏にサプライズを書いていたいたのだった。
驚きながらも嬉しそうにする潤平。2人は春斗のおかげで仲を取り戻した。
潤平は実家の酒屋を継いで奈津美と結婚するというビジョンがある。
瞬太もアルバイトの焼き鳥屋で正社員となり、プロゲーマーという肩書きもある。
「"マクベスが終わることを考えたことがなかったから、
気づいたら俺にはなにもなかった。"」
と考える春斗の前に泥酔した里穂子がいた。
春斗の悩みに、自分もなにも持ってないから同じだと里穂子は話す。
fin.
自分には何もないと話す春斗だけど、
お節介なほどに周りの人を大切に想う気持ちは、
誰にも負けていないと思うんだけどなぁ。
潤平の人望もあるのだろうけど、友達とその彼女のために、
そこまでしてあげられる人はなかなかいない。
春斗は人の良いところを見ているし、それを素直に伝えられるいい人だけど、
与えてあげることばっかりなんだよね。
周りは春斗に助けられてるけど、春斗が本当につらいとき誰がいったい助けてくれるのかちょっと心配になる…
春斗のぶっきらぼうに見える不器用な優しさとそこからくる孤独から助けてくれる人はいるのだろうか。
そして、奈津美のサプライズがとても良かった!!泣
奈津美が潤平の愛に応えようとしている姿がとても素敵で。
奈津美が潤平を選んだ理由も素敵だった。
まさか潤平の足洗う洗わないのくだりがここに繋がっているとは思いもしなかったけど!!笑
ソファーにポンポンして座らせようとするとこだったり、
奈津美がプレゼントした真珠のピアスつけてるの見て涙したり、
太賀はすごく自然でリアルな演技をするよね!!
本当にいそうにみえるもん。
芸人の彼女として、体当たりにウェットスーツ来てサプライズする奈津美と幸せになってほしいなぁ。
揺らぎながらも根本ではお互いを思いやる2人に本当に思わずグッときてしまった。
そして、自然なリアルさといえば、もう1人…。
有村架純ちゃん!!!(笑)
隠れていたオタクっぷりがもう全開で笑える!!w
表情ひとつひとつが可愛い。
ブランコ乗りながらハイジの大熱唱は可愛かったわ。
ほんでいくら可愛いとはいえ、実際いたらあれはヤバい人、、、
ドン引きしてる春斗が面白かったw
だけど、里穂子も里穂子で悩みは深そうでね。
ファミレスの店長とあまりにも深刻な話をしすぎて酒が進んでしまったんだろうとゆうに想像できる。
シラフの時の里穂子はきっと仮面をかぶっていて、
泥酔したときの里穂子は、その仮面がはがれるのだろうな。
唯一泥酔したときの里穂子を知る春斗とどうなっていくんだろう。
あれだけ同年代の人たちが一緒にいるのだから少しくらいは恋愛要素もあるのかなと思っていたけど、意外になさそう?!
つむぎちゃんと瞬太もそういう感じじゃないしね。
みんながそれぞれ大なり小なり悩みを抱えて過ごしているのがリアルで。
答えを求めてずっともがいているんだよな〜。
それってしんどいようで、この年代にしか味わえないことだったりするのかな。
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