イチケイのカラス 第5話
感想: ★★★☆☆ / ★★★★★
<あらすじ>
みちお(竹野内豊)たちの元へ、あるバレエ団で起きた傷害事件の起訴状が届く。被告人は、バレエ団代表で振付師の槇原楓(黒沢あすか)。被害者はそのバレエ団の元トレーナーの矢口雅也(松木研也)だった。2人は口論からつかみ合いになり、槇原は矢口を突き飛ばした。頭を強く打った矢口は一命を取り止めたものの、現在も意識不明の重体だった。その起訴状を見た石倉(新田真剣佑)は驚きを隠せなかった。このバレエ団には、海外からも注目されているバレリーナ・馬場恭子(生田絵梨花)が在籍していた。実は恭子は、石倉の中学・高校時代の同級生で、初恋の相手でもあった。
坂間(黒木華)が裁判長を務めた第1回公判。傍聴席には恭子だけでなく、何故か別の事件の公判を終えたばかりのみちおの姿もあった。冒頭陳述で、検察官の井出(山崎育三郎)は、トレーナーとしてバレエ団に在籍していた矢口が複数のダンサーに対してセクハラを行い、槇原に解雇されたことで一方的に恨みを抱いていたことなどを説明する。すると、『みちおを見守る会』の傍聴マニアから画用紙を借りたみちおが、「さっき、食い逃げの公判をやったんだよ。食い逃げとバレエ団、ふたつの裁判、ひとつにくっつけたいんだよ」と書いた紙を坂間に見せる。別々の事件であっても犯人が共通していたりする場合にまとめて審理する「併合審理」をしたいというのだ。坂間は、そんなみちおを退廷させるが……。
〜Yった先にあるのは、ハッピーエンドかバッドエンドか〜
みちおが担当した食い逃げ時間の容疑者は、バレエ団の傷害事件の目撃者かもしれない。
職権を発動し、2つの事件の接点を探りながら裁判所主導で捜査を行うこととなった。
食い逃げ事件の容疑者・元木は、事件当時、
槇原と矢口以外にもう一人、女性がいたと話す。
そして、裁判に来ていた馬場を指して、
「あの人に間違いない。」
と証言する。
しかし、証言台にたった馬場は、
元木とは真逆に事件当時、スタジオで練習をしていたと話す。
そして、周りのバレエ団員たちもそれを目撃していたが、
「あまりにも不自然すぎる」
と駒沢たちは逆にあまりにも詳細に語られた話を不思議がる。
石倉は馬場が容疑者として疑われることに書記官としてではない私情が混ざっていた。
「書記官としての立場を忘れて大切な人を守りたいか。
書記官として真実を伝えるか。
僕も石倉くんに何を言ってあげたらいいのか、Yってるよ。
大切なことは人それぞれ違うからね。
だけど、ひとつだけ言えるのは、
法廷は真実を伝える場所。
そして、裁判はその真実を明らかにするところ。」
みちおの言葉に揺れる石倉。石倉は、馬場のところを訪れ、
「今でもバレエを愛してる?」
と。
石倉はひっかかることがあり、馬場の過去のバレエ公演の映像を集めた。
3回目の公判。
元木は、あれは見間違いだったと証言をひっくり返す。
明らかに槇原と馬場を守るための嘘だったが、それの証明をしようがない。
ここで石倉が証言台に立ち証言をする。
馬場は半年前から股関節を怪我していた。
石倉が専門医に話を聞くと、馬場の怪我はすでに重症化しており、
このまま続けると人工股関節になりかねないほどだった。
だが、槇原と二人三脚でバレエ団を大きくし、
トップバレーリーナにしてくれた槇原のため、
馬場は怪我のことを言い出せずにいた。
「槇原さん、ほかに何か話すことはありますか?」
みちおの言葉に槇原は、
矢口はバレエ団員へのセクハラだけではなく、
馬場を襲おうとしていたと。
馬場は事件のあった日、現場にいたが、
今後の未来を考えて逃したと。
「槇原さん、白鳥の湖は呪いをかけられたオデットが
呪いを解くことができずに終わる話ですが、
あなたは知らぬ間に、馬場恭子さんに呪いをかけていたのかもしれません。
だけど、この話には実はもう一つ、ハッピーエンドになる話があるんです。
あなたたちがどちらになるのか、
それはこれからにかかっているのかもしれませんね。」
槇原に話すみちお。
事件は無事に解決した。
fin.
初恋の人の大切なものを守るか、
真実を明らかにして彼女の全てを失わせるか。
マッケンにとっては苦渋の決断だね。
まさにYってる話だったけど、
バレエが全てだった恭子ちゃんにとって石倉がいなきゃこのままズタボロの体で踊り続けてたと思うから、
石倉はある意味、救世主なのかもしれない。
白鳥の湖にそった話だったのがまた切ない・・・
そして、意外と大きそうだった、
竹野内豊と草刈民代の因縁!!
元国税庁が絡んでるって相当じゃない?!
でもまぁ、みちおほどの優秀な人と、初の女性最高裁判長官に内定される人だから、
そんな簡単な案件は担当しないか!(笑)
イチケイの雰囲気はすごく好きなんだけど、
ここ最近ちょっと話がマンネリ化してる感じがあったので、
そろそろ物語の大きな部分が動き始めそうなワクワク感!!
千鶴が一体、どちらを選ぶのかも興味深い!
千鶴のことだから正統なキャリアを選びたい気持ちと、
みちおに感化されて変わってきたこともあるから、
その板挟みになる千鶴ちゃんの変化も楽しみだなぁ。
その展開になろう黒木華ちゃんの千鶴に安定感しかないのがまた有難い!!
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