感想: ★★★★★ / ★★★★★

<あらすじ>

キャンプの夜、林の中で道に迷った咲（北川景子）を紘一（永山瑛太）が見つけ出し、背負って帰ってくれた。どんな時も自分を護ってくれる紘一に咲は素直に感謝し、紘一も喜ぶ咲を見てうれしく思う。

そんな時、咲の母・美土里（三石琴乃）が2人の新居にやって来て「ここに住む」と言い出す。原因は夫・武史（佐野史郎）の浮気で、美土里は離婚する気らしい。

一方、離婚届を残して出て行った紘一の母・薫（宮崎美子）が、箱根の温泉旅館で働いていることがわかる。夫の正（酒向芳）はメンツを気にして迎えに行くことを拒否したため、紘一と咲が休暇を取って会いに行くことに。離婚を決めていた2人だったが、初めての旅行はどこか楽しみで、周囲からも「新婚旅行」とひやかされ、まんざらでもない。この箱根旅行で離婚の決意はどうなる？

そんなある日、同じスポーツジムに通っている紘一と貴也（高橋光臣）はなんとなく気が合い、サウナで互いの身の上話を始める。さらに、箱根行きの前夜、紘一の職場で新婚旅行壮行会が行われ、その帰り際、紘一は部下の純（田辺桃子）から「相談がある」と言われ…。

同じ頃、咲は編集長（松永天馬）に、ファッション誌の部署から小説や文学作品を扱う文芸部への異動を告げられる。

〜不器用だけど真っ直ぐな紘一さんと結婚したい！〜

「お義母さん、何だかすごくイキイキしてるね…」

咲は、旅館で働く紘一の母・薫をみて思った。

紘一もまた連れ戻す気でいた気持ちに迷いがうまれる。

「本当の母さんが分からなくなった。
母さんは今まで、自分がいたから自分の人生をリセットすることを

我慢してたんじゃないのか？」

と紘一は咲に話す。

咲は、紘一に

「そんなんじゃないと思う。

紘一さんのために我慢してたなら、もっと前に出て行ってたはず。紘一さんが立派に成長して、手が離れたときにもう一度自分の人生を生きてみようって思ったんじゃないのかな」

と。

「たまに矛盾したこと考えたりしない？
今の人生でもそれなりに満足だけど、こっちの道を進んでたらどうなってたんだろう？とか、
離婚するための旅行なのに、なんだかワクワクしちゃったりとか。」

「え。

…どうしてそんなに励ましてくれるんだ？」

雨が降り出した縁側に座った2人。

「私たちは今、雨宿りしてる状態なんだと思う。

雨がやんだら別々の道を歩きはじめる。
だから、それまでは同じ場所で雨宿りをする。」

旅行最終日。

まだ母と話す決心がつかない紘一は、そのまま帰ろうとするが

咲は紘一を呼び止め、母と話すよう説得する。

「お父さんのこと嫌いになったわけじゃないの。

1人で生きていくって決めて、自立するためのけじめみたいなもの。

私ここでね、薫さんって呼ばれてるの。

緒原さんの奥さんでも、紘一くんのお母さんでもない。

今ここでの時間がすごく楽しいの。」

「正直、今の母さんに完全には納得できない。

だけど、今の母さん、すごくいい顔だ。」

紘一は薫の背中を押すことにした。

しかし、父・正は、紘一に薫を連れ戻さなかったことを激怒する。

それでも紘一は新しい人生を歩みはじめた母を応援したいと話すが、正は一向に聞く耳をもたない。

それをみて耐えかねなくなった咲は、

「やめてください！

紘一さんだって苦しんだんです。

すごくすごく苦しんでお母さんを応援しようって決めたんです。

お義父さんより、紘一さんのほうがよっぽどお義母さんを受け入れようと頑張ってます。」

と思わず言ってしまう。

咲は紘一に言い過ぎたと話し謝る。

だけど紘一が一方的に言われているのに耐えられなかったと。

「だって、私はまだあなたの妻だから」

その言葉に思わず後ろから咲を抱きしめる紘一。

咲は、旅行の帰り際、薫から紘一が咲と結婚した理由を聞く。

「紘一の仕事って助けるほうも命がけでしょ？だけど、それでも救えない命もある。

咲さんが遭難したとき、本当に生きててくれて良かったって。
咲さんが紘一の顔をみて安心したのをみて、　
自分はこの人を守るためにこの仕事についたんだ。って。

今まで仕事の話なんかしてくれたことなかったのに。

そのときが初めてだった。

紘一があんな風になったのも咲さんのおかげね。」

と、紘一に抱きしめられながら咲は薫の言葉を思い出す。

幸せな気持ちで帰宅した2人は、目の前の光景に驚く。

そこにはなんと咲の元カレ・貴也がいたのだった。

fin.

離婚から始まるラブストーリーか〜！

最初は、？って感じだったけど、

めちゃくちゃ最高です！！！泣

咲と紘一が夫婦としてではなく、1人の人として、

お互いに歩み寄ろうとしたり、思いやりはじめてるのがとてもいい。

何だかほっこりするし、泣ける。

紘一は、正と薫の子供だなぁとつくづく思うよねw

頑固さと、亭主関白さは正譲りで、

優しさと、思いやりの気持ちは薫譲りだわ！

たまにちょっと腹立つけど、

それ以上に不器用なりの優しさで守ってくれるし、
紘一さんの真っ直ぐさに本当に惹かれるよ！

普通にいい旦那やと思うわ！

やっといい感じになってきた2人だったのに、

今度はまだ未練ありそうな元カレ・貴也が現れて、

異動した先の文芸部の変な青年に好かれてそうな咲。

咲の周りの男の人、ちょっとクセ強すぎひん？(笑)

(1番はあのよく分からん編集長w)

咲の周りはまあいいとして、

紘一さんの周りをウロウロする一ノ瀬さんが結構イヤです…←小声ｗ

なんかおもっきり悪意のある遭難のさせ方やったのに、

咲が悪いみたいな感じで弁明するし。。。

結構そこが今後のネックなところです。

もうちょっと咲と紘一がリコカツのために喧嘩する展開とかなんかなって思ってたから、

わりとテンポ良くて見やすいです！これも今期で結構好きなぁ！！

北川景子も綺麗で可愛いし、瑛太の演技のクセがすごくていちいちツボる！

家であの数字の言い方たまに真似しちゃうわ←やめてw

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