イチケイのカラス 第3話
感想: ★★★★☆ / ★★★★★
<あらすじ>
「どうしたらなれるか、アインシュタインに」。
ある日みちお(竹野内豊)は、坂間(黒木華)たちイチケイメンバーにそう質問する。ヒントは、裁判官にも大事なことだとみちおは言うが……。
そのとき、起訴状を読んでいた部長の駒沢(小日向文世)は、合議制で扱いたい案件がある、とみちおたちに告げる。案件は重過失致死及び死体損壊の事件で、被告人はガラス工房で働く藤代省吾(岡田義徳)、被害者は市役所職員の野上哲司(成松修)だった。その教室には野上の14歳になる娘・碧(渡邉心結)が通っていたが、迎えに来た碧の母で、笹原警察署の警察官でもある奈緒(佐津川愛美)に一方的に好意を抱いた藤代は、「野上哲司は浮気している」「夫と別れなければ罰を与える」等の監視や人格非難にあたる内容の手紙を差し出し人不明で送りつけていた。それが藤代の仕業だと気づいた野上は、事件当夜、藤代と工房で会い、口論からつかみ合いになったという。藤代は工房にあった自転車に乗って逃げようとして野上と衝突。そのまま後ろに倒れた野上は、後頭部を強く打ち命を落としたらしい。犯行の露見を恐れた藤代は、野上の遺体を焼却炉で燃やしていた。
みちおが裁判長を務めた第1回公判、入廷してきた駒沢の姿を見た藤代は驚く。実は駒沢は、18年前に裁判長として藤代を裁いたことがあり……。
〜なぜ奈緒さんは被害者と再婚したの??〜
駒沢は18年前に藤代に更生の余地があるとして減刑を言い渡した。
今回も藤代の証言、そして現場証拠に疑問を感じたイチケイで再捜査を行うことになる。
所在尋問で被害者の妻・奈緒と藤代は接点があることが分かった。
18年前の犯罪のときに死のうとしていた藤代は奈緒によって助けれられていた。
「誰と出会うかで人生は変わる。でもそれは生きていないと分からない」
しかし、奈緒と藤代は18年前に接点があることを隠していた。
そこには隠さなきゃいけないなにかがあると感じたイチケイメンバーは真相にたどり着く。
「この真相にたどり着いたとき、非常に悲しい結末かもしれませんね」
と話すみちお。
法廷で警察から新たな証拠が上がってきたことを伝える検察に、
藤代と奈緒は真実を話す決心をする。
被害者・野上を殺したのは奈緒の娘・碧だった。
そして、碧は14年前、藤代と奈緒の間に出来た子供だった。
野上は奈緒に暴力をふるい、藤代を慕う碧を叱りつけていた。
怒りで思わず野上を撲殺してしまった碧は、
そのときたまたま電話をかけた藤代に助けを求めた。
奈緒もまた藤代に罪をかぶることはないと嗜めるが、
「僕がしてやれることはもうこれくらいしかない」
と。
駒沢が法廷にいたとき、また嘘を見破られそうで怖かったと話す藤代。駒沢は、
「信じるということは相手を知って疑うことから始まる。
今回のあなたの言葉には時より本音が混ざっていたように感じました。
あなたなら人生をやり直せる。信じています。」
と。
駒沢の裁判官としての姿を見て、
千鶴はもう少し刑事裁判官を続けることにした。
fin.
主役の2人に加え、小日向さんの声が優しく心地良くて、
心があったまる月曜ドラマです!
今回は何となく、藤代と奈緒が18年前から接点がある展開にきたときに、
藤代は自分の人生を救ってくれた奈緒のために、
奈緒の大事な娘の碧をかばっているんだろうな〜と思い、
「ガリレオ〜容疑者Xの献身〜」的な流れかなと
思っていたのですが、
まさかの実娘だったとは!!!!!驚
前科者と警察官が結婚できないのは分かる。
けど、
なんで奈緒は野上と結婚したんだろう??
という疑問は残念ながら解消されなかったなー。
たまたま藤代と再会したなら分かるけど、
わざわざガラス教室に娘を行かしたいために、
藤代のところに会わせに行って、2人でコソコソされてたら、
殺された夫がいい気がしないのは分からなくはな・・・と。
それでも暴力はダメだけどね。
奈緒も奈緒で、暴力振るう継父と娘を日中ふたりにさせるなんて
娘のこと心配じゃなかったのかな・・・汗
藤代が実父だった聞かされていない、
何も知らない娘がただただ振り回されて一番かわいそうな気がするわ。
今回は起きるべくして起こった事件のように感じてしまった
ちょっとモヤモヤしたけど、
やっぱりみちおや今回の駒沢部長の言葉は凄く響く。
このドラマは、言葉選びがすごく巧いな~と感心してしまいます!!
次回は、千鶴が裁判長として職権発動ー?!?!
みちおによってどう変えられていくか、すごく楽しみです♡ワクワク
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