緊急取調室(2021) 第3話
感想: ★★★☆☆ / ★★★★★
<あらすじ>
チケットは30秒で完売…世間が注目するボクシングのバンタム級タイトルマッチが、目前に迫ってきた。「大卒のプリンス」ともてはやされる現チャンピオン・加賀見光一郎(神尾楓珠)に挑戦するのは、元ボクサー・山内潔(阿南健治)に才能を見いだされ、デビュー戦以来4戦連続のKO勝ちを収めた元不良少年・石倉衆ニ(岡山天音)。正反対の2人の試合には、熱い視線が注がれていた。
ところが、対戦1週間前の会見が開かれた直後、事件が起こる。会見に出席していた週刊誌記者・梅本マサル(松本実)が、川に転落して溺死。亡くなる前に顔面を殴られていたことが判ったばかりか、石倉と一緒に事件現場付近を歩いている姿をとらえた防犯カメラ映像も見つかったのだ!
これを受け、警視庁捜査一課は石倉を任意同行することに。真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーには、石倉を取り調べて自供させるよう、刑事部長・北斗偉(池田成志)から命令が下る。だが、そもそも石倉を被疑者として引っ張るには、あまりにも決め手が少ない。キントリの面々は取り調べに難色を示すが、北斗は補導歴3回・暴力沙汰で少年院にも入っていた石倉の過去を持ち出し、犯人だと決めてかかり…。
偏見を持たずフェアな取り調べを――そう肝に銘じ、石倉と対峙する有希子。ところが、石倉は態度が最悪な上に、思いの外したたかに追及をかわし、容疑についても「素人を殴るわけねぇだろ」と一蹴。石倉の言動、そして右手に巻かれた包帯を直接確認した有希子は、彼が犯人との心証を強め…!
まもなく、梅本の銀行口座に不審な振り込みが2件あったことが判明。さらに、会見の映像を見直した有希子は、いつも戦闘態勢の石倉が加賀見に何か囁かれるや、一瞬だけ見せた不安そうな表情が引っかかる――。
〜もう少し初期のキントリらしさを欲してしまう!〜
「オレは八百長なんてしない」
玉垣が独自の読唇術により、会見で加賀見が石倉に囁いた言葉を解明した。
このことを梅本に握られ揺さぶりをかけられていたと確信したキントリメンバーは、
今まで石倉に対して容疑がかかっている梅本の殺害についていまいち決め手にかけていたため、加賀見が囁いたことをもとに石倉に再び任意同行をかける。
「オレはボクサーだ。人を殴って殺すようなことはしない。」
と容疑を否定する石倉。
そこにモツナベより連絡がはいる。
なんと梅本と同じ記者だった男性が石倉が梅本に直前に会っており、
口論の末、もめて頭部に怪我を負わしていたことが分かった。
梅本はその怪我により不正出血を起こし、数時間後に死亡したとされる。
これにより、石倉がなぜ確信づいたことを言わなかったのか。
梅本に何を言われていたかなど目的が見え始める。
梅本は、石倉に石倉が慕う恩人の会長が仕組んだことにより八百長の試合をさせられていたと言われていたのだった。
しかし、それは加賀見が梅本に脅されて作った架空の話だったのだった。
石倉はそれを信じ込んでしまい、加賀見をリング上で殴り殺すことで恩人の会長に復讐しようとしていた。
「どうして会長を信じてあげなかったの。
会長があなたに伝えたかったのは、そんなことじゃないでしょ。」
と話す真壁に泣き叫ぶ石倉。
加賀見は、石倉に負けて人気を取られるのが怖かったと。
素直に自供した。
こうして事件は解決した。
fin.
不良からの成り上がりボクサーと大卒のプリンスボクサー。
神尾楓珠もとても良かったんだけど、
私けっこう岡山天音の演技好きなんだよね〜!!
独特の雰囲気があるというかさ、なんか色気がある!
今回の人を信じずボクシングだけで成り上がってきた
不良ボクサーがとても似合ってたし、最後まで掴めない人物だったなぁ。
石倉は一番信じてたからこそ恩人の裏切りに怒りと失望を感じて、
恩師の一番傷つくやり方で復讐しようとしたんだよね。切ないわ〜。
けどなぁ〜、なんの決め手もなくあの悪徳部長の言葉に踊らされて、
真壁さんが石倉を最初にクロと決めつけたのはちょっとショックだった。(汗)
初期の真壁さんは、子供を家に置いてでも調べ尽くして、
ここぞというときの取り調べで、その見つけたカードを出して自供させる人だったからなぁ。
まあ、あの頃はキントリが出来立てで成果を残さないといけないという期待もあったし、
今となっては解散危機にさらされそうとなったら、そりゃ多少モチベーションに影響もあるかもしれないけどさ…
第3シリーズのときも常々思ってたけど、
やっぱりあの初期の勢いを欲してしまうなぁ〜。
今シリーズもシリーズで面白いんで、まだまだ見続けますけどね。
今期、全体的に星3が多い・・・汗
これといってあまり面白いのがないなぁ。。。
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