ドラゴン桜 最終話


感想: ★★★☆☆ / ★★★★★


<あらすじ>


2次試験が迫る中、桜木(阿部寛)はますます厳しい状況に追い込まれていた。

学園買収には教頭の高原(及川光博)が関わり、坂本(林遣都)と米山(佐野勇斗)も加担していた。

水野(長澤まさみ)は心を痛め、久美子(江口のりこ)は「生徒たちのために奇跡を起こして」と桜木に頼む。

共通テストで思うような点数が取れなかった藤井(鈴鹿央士)は、ある決意を桜木に伝える。

専科から離脱した瀬戸(髙橋海人)は、果たして…。

2次試験に向けてラストスパートに突入する東大専科。生徒たちは、最後の追い込みで東大の過去問を必死にやり遂げる。

そんな生徒たちに桜木が用意した大逆転の秘策とは?果たして、結果は?

そして、龍海学園の行く末は…?



〜まさかの前作生徒全員の豪華サプライズ出演&ドキドキの合格発表で充分満足できた最終回!〜


桜木は専科を諦めようとしている瀬戸に会いにきた。

お前の人生だからお前が決めろ!という桜木だったが、

瀬戸に文系II類に出願するならまだ東大に合格する道があるという。

「お前の人生だ。こっからの1ヶ月、一分一秒を無駄にするか、一分一秒にベストを尽くすかだ。」

と。

瀬戸は桜木のアドバイス通り文IIに出願したことによって一次試験を通過していたのだった。

そして、文転を勧められた藤井は、

「俺やっぱり理系を受けることにする。

俺は東大に入ってロボットの開発に携わる仕事がしたいんだ。

そのために3年間頑張ってきた。だから文転はしない」

と。桜木はその意志を受け入れる。

二次試験までの残り1ヶ月、桜木はプレッシャーを抱えているだろう生徒たちに特別なアドバイザーとして、助っ人を呼ぶ。

それは、水野の龍山高校時代の同級生だった、

小林(紗栄子)、緒方(小池徹平)、奥野(中尾明慶)だった。


そして、迎えた二次試験。

桜木は生徒たちに、本番はみんなライバルだ!自分自身のことだけを考えろ!

とアドバイスする。

各々にプレッシャーと期待を抱えて試験を受ける専科の生徒たち。

しかし、健太は周りに座った生徒たちに嫌がらせを受けてしまう。

お昼休憩の間にその現場をたまたま目撃してしまったのは藤井だった。

桜木の言う通り自分のことだけに集中しようと言い聞かせる藤井だったが、

健太が虫けらと貶されてるのを聞き黙ってはいられなくなってしまう。

「おい!健太に謝れ!!俺の友達に手を出すな!!
健太は必ず東大に合格する!!」

と健太を助ける藤井。

しかし、押し返されたとき手首に怪我をしてしまう。

医務室に行こうと話す健太だったが、

「健太。俺はこの日のために3年間頑張ってきたから。

だから、試験をうける。」

と。


そして、迎えた運命の合格発表の日。

結果は、小杉麻里、原健太、瀬戸輝、岩崎楓、天野晃一郎が合格!
藤井遼、早瀬奈緒は不合格だった。

桜木はそれぞれの生徒たちに労いを見せつつも、

「藤井、この大馬鹿やろうが!!」

と。しかし、藤井は、

「俺、来年も東大受ける。いま親に頭下げてきた。
落ちたのは怪我のせいじゃない。
健太を助けたとき、1年前の自分じゃこんなことするはずなくて…なんだか嬉しくて興奮してしまったんだ。
だから後悔はしてない、健太も気にするなよ。」

と。

専科の生徒たちの挑戦は終わった。


しかし、桜木と水野にはまだひとつ問題が残っていたのだった。

学園売却問題。生徒たちが5人合格したことにより、

学園側は圧倒的に不利な状況に立たされていたのであった。

「笑えますね、本当に。なぁ、米山」

場の空気を壊すように笑いだす坂本と米山。

坂本と米山が流したテープは、味方であるはずの岸本が

学園売却反対派の住人たちを不正なお金で言いなりにさせている証拠だった。

「僕たちはここ2年ずっと探ってたんですよ、岸本さん。あなたをね。」

坂本と米山は、実は桜木の味方だった。

米山が自殺未遂を図る前から、米山には桜木と名乗る人物から謎に米山を侮辱するようなメッセージが届いていたと。

「当時の僕は、これが桜木先生じゃないと分かっていながらもそんなことを考えられる精神状態ではなかった。

だから、坂本さんに相談したんです。

桜木先生を陥れようとする誰かがいるって。」

しかし、桜木を破滅させ、自分も陥れた岸本を絶対に許さないと怒り狂う米山に桜木は、

「もうその辺にしておけ、米山。復讐からはなにもうまない。」

桜木は坂本と米山が本当は自分たちの味方であることは薄々気づいていたと。

このことが公になり、学園売却プロジェクトを進めていた者は一斉に手をひこうとする。

先代理事は激怒するが、

「確かに経営能力はあんたのほうが上だったかもしれない。

でも、生徒の意志を尊重し、のびのび過ごせる学園を作ろうとする理事長としての志は、あんたより娘のほうが遥かに立派だった。」

と桜木はいう。結局、学園売却の話はなくなった。

そして、坂本と米山に密かに協力していたのが、

矢島(山下智久)だった。

矢島は、もう一人密かに協力してくれた人が今度桜木に逢いにくると。

「やっぱりお前だったか!」

そこにいたのは、香坂(新垣結衣)だった。

桜木に逢いにやってきた香坂と水野は、久しぶりの再会を果たす。


そして、受験を終えた生徒たちには卒業式の日を迎えた。

桜木は生徒たちにお礼の言葉を述べながら、

「そして、水野。お前のお節介なところに救われた。
本当にありがとう。」

と水野にもお礼を言う桜木。

「いいかお前ら。人生で一番大事なのは、東大に行くことでも、

勝つことでも、結果を出すことでもない。

お前らが目標に向かって過ごした一分一秒。

自分の人生を変えようとして、がむしゃらに努力した

その道のり、熱意、そして仲間への思い。それこそに価値がある。

お前ら、いつかオレが言ったことを覚えているか?

"クソみたいな人生を変えられるのは自分しかいない。人は誰かを変えることはできない。"

オレはそう言った。

だがよく覚えておけ。お前らがまっすぐな思いで突き進むとき、

その姿は他の誰かを動かす原動力となる。

自分を信じてまっすぐ突き進め。

そうすりゃいつか、その姿は、人に勇気を与え、希望を与える。

お前らの熱意、努力、思いやりはまわりの人間を突き動かす。

そしてそれは巡り巡って、いつか社会を変えていくんだ。

人生を切り開け。常識を変えろ。

これから先の未来をつくっていくのは、国でも環境でもない、お前ら自身だ。

お前らバカはもうバカじゃない。お前らには仲間がいる。その輪を広げていけ。

いいか、自分の信じる道を行け。」


fin.


最近また私の韓ドラブームが再熱してしまい、

リアタイでバッチリみたくせに、感想書くのがまた遅れてしまった。←

「キム秘書はいったいなぜ?」面白くてオススメです!(全部みて時間があったら久しぶりにブログ更新しようかな?)


ドラゴン桜、最強の助っ人は、

まさかの前作の生徒たち全員だったとわなぁ〜!!!
いや〜、豪華すぎる!!!

本音を言うと、せっかくなら山Pにも出てほしかったけど、

長澤まさみとガッキーのなんとも豪華すぎる再会をみれたのでもう贅沢いいません!(笑)

でも同じくらい時の流れを感じた。

いつか今の専科の生徒たちが豪華キャストって言われてまた何かに出る日が来るんだろうか…!

これだから、ドラマのエンタメは面白いですね^^


話は微妙に脱線しましたけど、

ドキドキハラハラの合格発表!!!

途中のCMの合間ですらハラハラする結果発表だったなぁ。

全員合格することはないけど、けど、みんな合格しててほしいー!!!

って思いながら見てたわ。

藤井くんのまさかの不合格はちょっとショックだったなぁ。

藤井くんの成長物語とはいえ、専科でできる前から頑張ってたんだもん。

なんだかあまりの報われないキャラに不便に思えてしまうわ。

同じ不合格の奈緒ちゃんだったけど、

奈緒ちゃんは私学のほうが向いてるのちょっとわかる!

東大専科だからといって、必ずしも来年も東大に行かないといけないわけではないし、ちゃんと人任せにせず自分の人生を選んだだと言ってた先生の言葉は響いたね。

努力してるから必ず報われるわけではないし、

それでもみんな自分と戦って勉強頑張った結果なのだから、

これはこれでいい描き方だったと思います!


ただ、やっぱり学園売却の話はいらんかったなぁって。汗

もう主人公であるはずの桜木先生が空気になってたやん。

この最終回の長丁場で、合格発表が割と序盤に描かれたあたりから、

あ、これ売却の話絶対長なる!って思って見てたけど、

ちょっと中盤、堕落してみてしまってた。。。

そして、なんとなく最初のほうで実は坂本と米山は、
桜木派なんではないかなぁと気づきはじめてもしまった。

ここで桜木先生が2人に協力を求めてたとかいう展開なら、

まだちょっとは面白かったかもしれないけど、

桜木先生、全く無関心やし完全空気化してたなぁ。

良い大人が子供の未来をかけてなにやってんの、、ってなってしまったわ。

そこだけがなぁ。ちょっと気になってしまったな。

でもまあ、最終回にしてはすごく迫力があったし、

前作の生徒たちを全員サプライズ出演させるところが、

もうTBSの本気を感じましたけど、

やっぱりドラマのTBS!!今期は3作品とも印象に残るいい作品でした!


これで春ドラマは見納め!

また後日、総括でもしようかな〜っ!!


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